1. 猫のオス、メスに関わらず不妊手術を行うことに異議を申しません。
2. 手術を行う際、麻酔、潜在する病気、その他のショックなどにより、異常が起こる恐れがあることを理解します。上記の理由により、やむなく死亡した場合には、損害賠償や保証の一切の請求を致しません。
3. 手術を行う検査(CBC 検査・生化学検査、レントゲン検査)は手術(主に麻酔)に関するリスクを軽減し、できるだけ安全に手術を行うためのものですが、野良猫、保護猫に関してはとくに手術前の採血等が困難であることにより、血液検査を行わないことに同意します。これにより、手術中または術後、猫の健康を損なう結果になってもいたしかたないことを了承します。
4. 次の事由に起因する猫の損傷・死亡・逃亡などについて損害賠償、保証など一切請求をいたしません。
① 天変地異・不慮の事故
② 猫の特異体質(麻酔アレルギー、血液凝固異常、縫合不全、縫合糸反応性体質など)
③ ワクチン未摂取による術後発病
④ 通常要する注意義務を超えた不測の状況
⑤ その他、不可抗力による事由
5. メスの猫が手術に際して妊娠していた場合は、堕胎となることを了承します。
6. 妊娠している猫が預かり中に院内で出産した場合は、仔猫は責任をもって引き取ります。
7. 術後、猫によっては、縫合した糸を舐め取ってしまい、傷が開くことがあります。その際には、再縫合が必要な場合があり、処置費用が別途必要となることを承知しています。
8. TNR や屋外に猫を出す場合は、耳をV 字にカットすることが必須であることを了承します。
9. 異所性卵巣(メス)副卵巣(メス)潜在精巣(オス)の場合には、卵巣や精巣が通常とは異なる部位に存在し、見つけることが困難な場合があります。上記の状態が原因で再手術が必要な場合、別途費用が必要になる場合があることを了承します。
10. 入院を希望される場合、できる範囲で最善を尽くしますが、スタッフが24時間常駐し、継続的なケアを実施することはできないことを了承します。
11. 猫の状況によって、獣医師の判断により治療を施した場合、別途費用が発生することを了承します。(手術時の血圧の低下、怪我の治療、長期のお預かりになった場合の点滴など)
12. 救命借置に対して発生した費用は、猫の生死に関わらず支払うことを了承します。