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トランス男性(FTM)およびFTX・ノンバイナリーのファンとマンガ・アニメとの関係に関するウェブベースのオンライン調査への参加をご招待いたします。本調査は東京大学大学院情報学環の学生であるリーオ・マックドナーによる研究プロジェクトです。所要時間は約10分です。
参加できる方:
- トランス男性(FTM)またはノンバイナリー・Xジェンダー(FTX)であり、漫画やアニメのファンだったことがある方
調査の目的:
本研究の目的は、トランス男性およびFTX・ノンバイナリーコミュニティと協力し、トランスジェンダーおよびFTX・ノンバイナリーの人々のための研究をトランスジェンダーの人自身によって創出することです。具体的には、コミュニティにとって重要な課題を見極め、それらの課題に対する認識を広めることを目指します。トランス男性およびFTX・ノンバイナリーコミュニティが、漫画やアニメとどのように関わり、また「美少年」やBLのようなクィアジャンルなど、漫画やアニメに描かれているジェンダー表現についての意見、より深く学びたいと考えています。本調査では、FTX・ノンバイナリーやトランス男性のファンが、オフライン・オンラインを問わずファンダムを通じてアイデンティティを探求し、他のトランスやノンバイナリーのファンと出会う経験、あるいはマンガ/アニメファンダム内でトランスフォビアを経験したことがあるかを探ります。文化やメディアがFTX・ノンバイナリーやトランス男性のジェンダー移行にどのように影響を与えるかに関心があり、特にトランス男性やFTX・ノンバイナリーの人々にマンガやアニメのどのような点が強く訴求するのかを特定しようとしています。
参加について
本調査への参加は任意です。研究への参加を拒否したり、調査を途中で終了したりしても、いかなる不利益も生じません。また、いかなる理由でも回答を望まない質問については、お答えいただかなくても結構です。
利益
本研究への参加による直接的な利益はありません。ただし、ご回答はトランス男性およびFTX・ノンバイナリーの方が漫画・アニメにおけるジェンダー描写や男性像をどのように捉えているかを理解する一助となる可能性があります。
リスク
本調査に伴うリスクや不快感は最小限です。トランスジェンダー/ノンバイナリーとしての経験に関する個人的な質問やトランスフォビアに関する質問に答える際、多少の不快感や悲しみを感じる可能性があります。
機密保持
回答内容はJotformのリンクに送信され、パスワード保護された電子形式で保管されます。Jotformは氏名・メールアドレス・IPアドレスなどの個人識別情報を収集しません。したがって回答は匿名で扱われ、回答者本人や回答内容の特定、研究参加の有無は一切判明しません。
調査終了時、追加インタビューへの参加意向(Zoom/対面/Discord/LINE/メール)を確認します。電話番号やメールアドレスなどの連絡先を提供した場合、調査回答は研究者にとって匿名性を失う可能性があります。ただし、本データに基づく発表物・資料には氏名や特定情報は一切含まれず、本調査への回答は機密保持されます。
連絡先
本フォームに記載された内容通りに扱われていないと感じた場合、本プロジェクトの過程で研究参加者としての権利が尊重されなかったと感じた場合、または研究責任者以外の方へ質問・懸念・苦情を伝えたい場合は、私の研究指導教員であるジェイソン・G・カーリン教授(karlin@iii.u-tokyo.ac.jp)までメールでご連絡ください。